君の膵臓を食べたい 映画

君の膵臓をたべたい 邦画
君の膵臓をたべたい映画

本当の題名は「君の膵臓をたべたい」で、漢字ではなくひらがなです。

浜辺美波ちゃんがカワイイ!というだけで見ると損をします。
ちゃんと観ましょう。奥深いです。

原作は、2016年「本屋大賞」第2位、「年間ベストセラー」総合5位・文芸書1位(トーハン調べ)、「TSUTAYA BOOKS 上半期ランキング総合部門」1位と高評価の「住野よる」の同名小説。

2017年公開 東宝映画
監督:月川 翔
脚本:吉田智子
主題歌:Mr.Children「himawari」
キャスト
山内桜良:浜辺美波
志賀春樹(学生時代):北村匠海
志賀春樹(12年後):小栗旬
滝本恭子(学生時代):大友花恋
滝本恭子(12年後):北川景子
宮田一晴(学生時代):矢本悠馬
宮田一晴(12年後):上地雄輔

第41回日本アカデミー賞
優秀作品賞
優秀脚本賞:吉田智子
新人俳優賞:浜辺美波、北村匠海
話題作品賞

実写映画は小説と違い、原作である高校生時代の12年後が描かれています。

あらすじ(東宝公式サイトから抜粋)
校時代のクラスメイト・山内桜良(浜辺美波)の言葉をきっかけに母校の教師となった【僕】(小栗旬)。
彼は、教え子と話すうちに、彼女と過ごした数ヶ月を思い出していく――。
膵臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことから、【僕】(北村匠海)と桜良は次第に一緒に過ごすことに。
だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終わりを告げる。
桜良の死から12年。
結婚を目前に控えた彼女の親友・恭子(北川景子)もまた、【僕】と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた――。
そして、ある事をきっかけに、桜良が12年の時を超えて伝えたかった本当の想いを知る2人――。

↑↑これを読むと、病気にかかった余命わずかな少女と少年の物語という単純なストーリーだと思うかもしれません。

※以下ネタバレを含みます。

確かに単純といえば単純なんですが、深いところがたくさんあります。

「膵臓を食べたい」というタイトルは、作品を目立たせたいとか注目を引きたいという、奇をてらったものではなく、愛の言葉として使われていて、場面場面でいろいろな意味を持つキーワードなのです。

純愛物語なのに、「好きだ」とか「愛してる」とかは出てきません。

少女の死も、病死ではなく通り魔に殺されるという驚く結末。

少女の家族と少年以外は、クラスメイトも親友も、少女が病気に侵され余命わずかだったことを知らずに大人になっているのです。

そのことで、ラストの手紙がより深く染みてくるんですね。

この映画は、複数回観ることで、いろいろな発見があり、そして、より泣ける映画になっていると思います。

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