コララインとボタンの魔女

コララインとボタンの魔女 洋画
coraline

ヘンリー・セリック監督による日本上映2010年のストップモーションアニメ映画。

原作はニール・ゲイマンによる2002年の児童文学作品。
「ヒューゴー賞」という【前年に発表されたSFやファンタジーの作品および関連人物に贈られる賞】を受賞。
日本では2003年に角川書店から刊行。

ヘンリーセリック監督といえば、「ナイトメア・ビフォア・クリスマス(The Nightmare Before Christmas)」。

コララインとボタンの魔女の風景が、ナイトメア・ビフォア・クリスマスの風景と似ているので、「あれ?これはジャックの家?」と思うシーンも。

ネタバレでない”あらすじ”
あるアパート(一軒家のような共同住宅)に家族3人で引っ越してきた11歳の少女コラライン。
友達はいない、両親はかまってくれない。ママは料理も作らず、パパが作る食事はドロドロでまずい。家の外は灰色の世界で、つまらない日々をおくっていた。
ある日、引越ししたばかりの家で、壁紙の中に鍵のかかった小さなドアを見つける。
壁紙を切り、母親に鍵を探してもらい開けてみると、そこには壁があるだけ。
ある夜、家に出たネズミを追っていくと、そのドアの中に消えていった。のぞくと壁だった入り口が筒状の通路に変わっていた。
コララインが入っていくと、出口は同じ家のドア。
しかしそこは、家も家の外も全く同じ作りのもう一つの世界だった。
不思議なもう一つの世界は、色鮮やかで楽しい事ばかり。キレイなお花、美味しい料理、楽しいサーカス、そしてコララインの願いを何でも叶えてくれる料理上手のママとイケてるパパ。ただ一つ奇妙なことは、ママもパパも目がボタン。
夜ごともう一つの世界へ行くコラライン。
別の世界のママが語りかける。
「ここが気に入った?ずっと居ていいのよ。ただ1つだけ条件があるの。目をボタンにしましょう。」
怖くなり断ると、怒ったボタン目のママは魔女の姿に。
元の世界に逃げ帰れたのだが、現実の世界ではママもパパも魔女に消されていた。
ママとパパを取り戻すために、別の世界の魔女と戦う決意をしたコラライン。ママとパパを取り戻せるのか?

コララインとボタンの魔女(吹替)

この映画は、ストーリーを知ってから鑑賞したほうが楽しめるかもしれません。

序盤は意味がわからず、ちょっと退屈でした。

ボタン目のママとパパが出てくるまでは、登場人物が不思議すぎて意味がわからなかった。

終盤はハラハラドキドキでおもしろかったのですが、内容がわかってから再び見ると、1回目より楽しんで観ることができました。

「怖い」映画、という評価もあるようですが、恐怖映画のような恐さは無いと思います。

ちなみに、コラライン(Coraline)は物語の中で「キャロライン」と間違われますが、ネット検索でも「ココライン」と間違っているのを多く見かけます。(ココラインとボタンの魔女)でもヒットします(笑)

同じストップモーションアニメ映画の「KUBO(クボ)二本の弦の秘密」と同じく、簡単な英語が多いので、英会話の勉強には良いのではないでしょうか。

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